「何か深いことを言っている…気がする。でも、よく考えると何も言っていない?」
そんな不思議な魅力を持つのが、政治家・小泉進次郎さんの“名言”たち -通称「進次郎構文」です。論理より勢い、意味よりインパクト。SNS時代にバズを生み出し続けるこの独特な言い回しは、もはや一種のエンタメ。
今回は、そんな進次郎構文の世界を「意味不明だけどクセになる」目線でまとめました。
さぁ、あなたもこの“迷宮の言語感覚”に、一度ハマってみませんか?

そもそも小泉進次郎構文とは?

小泉進次郎構文(通称:進次郎構文)とは、政治家・小泉進次郎さんの発言に見られる「何か言っているようで、実は何も言っていない」独特な言い回しを指します。
たとえば「今のままではいけないと思っています。だからこそ、日本は今のままではいけないと思っています」といった発言に代表されるように、論理の中身よりも“勢い”や“雰囲気”を重視したような文体が特徴です。
このような言い回しは、論理学では「トートロジー(同語反復)」と呼ばれ、何らかの主張をしているようで、実はA=Aというだけの中身のない構文に分類されます。
とはいえ、これを「意味不明」「語彙力不足」と切り捨てるのは簡単ですが、逆に言えば“クセになる”魅力があるのも事実。「進次郎構文まとめ」がSNSやブログで人気を集めているのも、ある意味でその“言葉のセンス”が注目されている証拠かもしれません。

わかるようで、わからない。でも、なんか耳に残るんだよね
【一覧】小泉進次郎構文50選

ここからは、思わずクスッとしてしまう進次郎構文の名言(迷言)を一挙ご紹介します!
- くっきりした姿が見えているわけではないけど、おぼろげながら浮かんできたんです。46という数字が。
- 私は常に心がけていることは自分の話している言葉に「体温」と「体重」を乗せることです。実際言葉に体温と体重はありません。温度を測れることはできないし、体重を量ることもできません。重さを測ることができません。だけど必ず言葉には「温度・体温」、それが乗ります。そして受け取る側の「感じる重量」。それが必ずあると僕は信じています。
- 力をパワーに。
- ただ、これは私の問題だと思うが、反省していると言いながら、反省している色が見えないというご指摘は、私自身の問題だと反省しています。
- 自由があるのが自由民主党。自由がないのが民主党。
- 地元がホームタウン。
- 水と油も混ぜればドレッシングになる。
- 今月39歳の誕生日を迎える訳ですけれども、来年は40歳になるという事です。
- ハローワークに午後から行く予定、ということは無職なんですね。
- 初対面の時思ったんだ。まるで初めて会ったみたいだって。
- 調査では増えているから、増えたかどうか調査する。
- 緊張して困る時は、全力でリラックスすればいいんだ。
- リモートワークができてるおかげで、公務もリモートワークでできるものができたというのは、リモートワークのおかげですから、それも非常に良かったことだと思っています。
- 日本で1分が過ぎている間にもアフリカでは60秒が経過している。
- 政治に無関心であることは、政治に無関心のままでいられると思います。だけど、政治に無関係でいられる人はいません。
- 打倒!ドンキホーテ。打倒!パプリカ。
- 子どもの声は騒音ではない。
- 明日祝日という事は、休日なんですね。
- ステーキやっぱり食べたいですね。毎日でも食べたいね。毎日でも食べたいということは、毎日でも食べているということではないです。
- 自分が話している姿を映像で見るのが一番のコミュニケーションの勉強です。
- 政治には非常に多くの問題があり、時には退屈です。気候変動のような大規模な問題に取り組むとき、それは楽しくなければならず、クールでなければなりません。それもセクシーでなければなりません。それをどういう意味かって説明すること自体がセクシーじゃないよね。
- 私の父は小泉純一郎です。意外にこれ知られてない。
- 見えない、というご指摘は、私自身の問題だと反省をしている。
- 両手で抱くと手がふさがるね。
- 明日から三連休なんですね。つまり3日間の連休、これはすごいことですよ。私はセクシーに過ごしたい。
- 年末年始。年の瀬。師走。こういう言葉を聞くたびにね、いつもこう思ってきました。もうすぐ新年だな、と。
- 約束は守るためにありますから、約束を守るために全力を尽くします。
- このプレゼント、頂き物なんです。
- できっこないことに挑むのは、チャレンジングでいいじゃないですか。
- 誠実に答えないなんて、不誠実ですよ。
- 毎日寒いですよね。寒いってことは冬だからです。
- 3人家族でマスク2枚なら、1枚足りないんですよ。
- プラスチックの原料って石油なんですよね。意外にこれ知られてないんですけど。
- 今のままではいけないと思っています。だからこそ日本は今のままではいけないと思っている。
- 眠くない時って眠れないですよね。
- 2月ってことは、あと1年でまた2月がくる、ということです。
- 打倒!パプリカ。
- 夜景を見るなら、断然夜をオススメしますよ。
- 反省をしていると申し上げましたが、反省しているんです。
- 水筒を使っていたけど、水筒を使っていなかった。
- 野球部員だった私は水筒を使っていたけど、環境配慮の観点で水筒を使っていなかった。
- 悲観的な考えしか持てない人口1億2千万人の国より、将来を楽観し自信に満ちた人口6千万人の国の方が、成功事例を生み出せるのではないか。
- 雪が積もるって事は、雪が降っているって事なんですよ。
- 私、ノドグロ大好きなんですけど、一緒にノドグロを食べましょう。
- 未成年飲酒なんて子供のすることですよ。
- 初対面の時思ったんだ。まるで初めて会ったみたいだって。
- 辞任するとは言ったが、辞任するとは言ってない。
- 何事も一回やってみてください。次にやる時は二回目になりますから。
- よっぽど強いと思う。 今、我々が持つべきは「発想」です。
- 自分のターンが終了したとき、相手のターンになる。

最後まで読んでくださった皆さま、貴重な時間を申し訳ありません…

まとめ
いかがでしたか?小泉進次郎構文の魅力は、言葉の意味を超えて「空気感」や「リズム」で人を惹きつけるところにあります。
論理的に意味が通じていなくても、なぜか耳に残り、頭から離れない。だからこそ「なんだこれ?」と笑いつつも、また読み返したくなる不思議な中毒性があるのです。
言葉って奥深い。そして、正しさだけじゃない面白さがある。進次郎構文は、そんなことを私たちに教えてくれているのかもしれません。
